• せたがや災害ボランティアセンター

    〒154-0002
    東京都世田谷区下馬2-20-14

    社会福祉法人
    世田谷ボランティア協会 内

    TEL : 03-5712-5101
    FAX : 03-3410-3811

    《開館時間》
    火〜金 10:00~22:00
    土日  10:00〜20:00

    《休館日》
    月曜日、祝日、お盆休み、年末年始

せたがや災害ボランティアセンターとは 

せたがや災害ボランティアセンターとは01

せたがや災害ボランティアセンターの発足と特色、組織運営

せたがや災害ボランティアセンターは、社会福祉法人世田谷ボランティア協会の中の 常設組織として2005(平成17)年3月に設置されました。

一般の災害ボランティアセンターは、大災害が発生した後で、被災地の社会福祉協議会などによって設置され、災害によって生じた被災者の困りごととボランティアとをつなぎ、被災地の復旧とともに解消するという期間限定の組織として立ち上げられることが多いのですが、世田谷では、日頃の備え、準備を整えることによっていざというときの災害対応を充実させるため、災害ボランティアセンターを常設化しています。世田谷以外でも、このような常設型の災害ボランティアセンターが設置されるように なってきています。

せたがや災害ボランティアセンターは民間組織ですが、2004年には世田谷区と災害時のボランティア対応を担うための協定を取り交わしました。その後、2011年3月11日に起きた東日本大震災の教訓を踏まえ、2013年3月に、世田谷区と協定の見直しを行い「災害時におけるボランティア活動等に関する協定」として再締結しました。また、世田谷区社会福祉協議会とも「災害時における被災者への支援活動に関する協定」を締結しました。

これらの協定や世田谷区地域防災計画を背景として、せたがや災害ボランティアセンターは、平時においては防災・災害に関する啓発活動、ボランティアの養成・登録、ネットワークづくり、ボランティア受入体制づくりなどに取り組み、災害発生時には各地から集まるボランティアの受入れと活動調整などを行います。

せたがや災害ボランティアセンターの運営は、平時においては以下のような組織として運営されています。

組織図
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せたがや災害ボランティアセンターがめざすもの

せたがや災害ボランティアセンターでは、災害に強いボランタリーな「まちづくり」を目指して、ひとづくり、縁づくり、そしてシステムづくりをめざしています。

「ひとづくり」として・・・

1.身近な絆の大切さを知り、自分で身を守り、お互いの助合いやボランティア活動にも積極的に参加する人づくり

2.災害時に特に配慮が必要になる人(障がい者、お年寄り、子ども、言葉の分からない人など)への対応ができる人づくり

3.災害時のボランティア活動を調整する災害ボランティアコーディネーターづくり

「縁づくり」として・・・

1.災害時に町会・自治会などと連携できる関係づくり

2.近隣同士での共助の関係づくり

3.区内のボランティア団体やNPO団体とのネットワークづくり

4.全国の民間ボランティア組織との協力関係づくり

「システムづくり」として・・・

1.ボランティアの受入れ、活動調整を行うマッチングセンターの開設場所づくり

2.マッチングセンターの活動システムづくり

3.被災者からの支援要請を受け入れるためのステムづくり

4.区内の多様なボランティア団体やNPO、福祉団体、地縁組織(町会や自治会)等との連携システムづくり


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これまでの活動(平時の活動)

世田谷での災害を想定し、ボランティアを必要としている人とボランティア希望者をつなぐコーディネート活動を円滑に行うためのさまざまな課題に、区民有志を中心とする様々な部会やワーキングチームで取り組んできました。その結果、世田谷区の地域防災計画と連携してボランティア活動をコーディネートする体制が次第に整ってきています。

また、世田谷区内での災害発生に備えるだけでなく、世田谷区外に大災害が発生し た場合には、被災地と連携を取って世田谷からボランティアを派遣する活動などに も取り組んできました。

(1) システムづくりの活動

1.マッチング活動の基本システム

・マッチングセンターの開設

災害時にボランティアを受け入れ、活動を紹介・調整する「マッチングセンター」を区内の5ヶ所に開設します。開設場所としては、5ヶ所の大学施設の借用を予定しています。

・マッチングセンターでボランティアの受入れ

世田谷区で災害ボランティア活動を希望する方には、マッチングセンターで活動登録をしていただきます。インターネットを活用した受付方法も検討しています。ボランティア保険への加入を確認した後、オリエンテーションを受けていただきます。

・地域拠点(サテライト)への移動とマッチング

世田谷区はとても広域であり、住宅等を中心に建物が密集しています。マッチングセンターを5ヶ所設けたとしても、マッチングセンターで具体的なボランティア活動とのマッチングをすることは効率が悪く、現実的ではありません。
ボランティアの方には、数十名~百名ずつまとまってマッチングセンターからその傘下の地域拠点(サテライト)に移動していただき、各サテライトでその地域の被災者からの支援要請とのマッチングを受けます。
このサテライトは、避難所となっている学校施設に開設することを予定しており、一つのマッチングセンター傘下に20ヶ所程度となります。

・活動場所

ボランティアのおもな活動場所は、避難所と自宅避難中の被災者宅が中心となります。世田谷区が被災した場合、避難所の受入れ能力に限界があり、多くの被災者は自宅で避難生活を送ることになりそうです。したがって、世田谷では数人単位で各被災者宅を訪問してのボランティア活動が多くなると予想されます。

2.ボランティアの支援を希望するための基本システム

被災者宅でのボランティア活動を想定した場合、各家庭からの支援要請をうまく呼び込むことが課題となります。「災害ボランティア依頼カード」の配布、地域の共助による依頼カードのとりまとめ、近所同士の声かけ、ボランティアによる訪問活動など、個人情報やプライバシーの問題にも配慮しながら、地域の実情にも応じた複数の方策を提言して、町会・自治会に連携を呼びかけています。

3.各種マニュアルの整備

災害発生時の混乱の中、様々な人に災害ボランティアセンターの活動に加わっていただくためには、できるだけ具体的で明確な活動マニュアルが必要です。せたがや災害ボランティアセンターは、ワーキングチームの活動を通じて、世田谷方式の活動マニュアル、各種の書類書式を整備しています。

(2) 啓発活動

せたがや災害ボランティセンターが経験してきた被災地での活動や被災地の状況、世田谷が被災した場合に備えたワーキングチームの検討結果などを広く情報提供して問題提起をすること、さまざまな課題を共有して区民参加での研究を重ねることなどが、啓発活動の基本です。

東日本大震災での避難所の様子を振り返って、「避難所における困りごと解決ヒント集」を作成し、すでに1,000部を区内外に配布しました。また、たがや災害ボランティアセンターの各部会やワーキングチームの活動成果をまとめた小冊子を編集中です。

(3) 訓練活動

町会や学校などによる避難所運営の訓練に参加したり、区内大学に設置するボランティア・マッチングセンターや避難所単位に設置するサテライトの運営を想定した訓練を強化していきます。

(4) 人材養成・登録活動

災害時には、ボランティア活動に関わる様々な人材が必要となります。マッチングセンターやサテライトでボランティアの受入れ・活動調整を担当するコーディネーター、各種のデーター処理を取り扱うスタッフ、避難所でボランティア活動を調整するコーディネーター、その他の補助者などです。

それぞれの活動内容や活動システムを明確にしながら、様々な方を対象に養成講座・研修会などを実施し、活動希望者の登録を進めていきます。

(5) 被災地支援活動

せたがや災害ボランティアセンターは、世田谷区外の被災地に対して、支援活動を行います。被災地に関する情報収集、情報発信はもちろん、現地と調整のうえで必要に応じてボランティア希望者を募ってボランティアの派遣も行います。

※これまでの被災地支援活動(東日本大震災)
せたがや災害ボランティアセンターでは、2011年3月に発生した東日本大震災では、発災当初から、街頭募金活動、寄付金集め、専門ボランティアの募集・登録、専門ボランティアの派遣、ボランティアバスの運行などの活動を長期間継続して行いました。また、福島県内の被災地域での交流支援活動は、現在も継続して行っています。

街頭募金や寄付の呼びかけによって、寄付金は1,160万円余りとなり、専門ボランティア派遣の交通費やボランティアバスの借上げ経費の一部、レンタカー代などに活用させていただきました。専門ボランティアの登録では医療、介護、語学など14分野で1,300人余の登録者があり、その中から派遣者は1年間で延べ359人となりました。ボランティアバスは津波被害の大きかった陸前高田市他4市町で、ガレキの撤去などの作業に22回のバス運行を行い、延べ601人のボランティアの活動参加を得ることができました。

現在も継続している活動は福島県川内村での交流支援活動で、2013年から月に1回のペースで、神社やお寺の清掃、休耕地での花栽培、村の行事への参加、老人世帯や人手のない世帯での作業手伝いなどを通して、村民との交流活動を展開しています。

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世田谷に大災害が発生したときに担う役割

世田谷区内で大災害が発生した場合には、区の災害対策本部と連携を取りながら、直ちに「せたがや災害ボランティア本部」を立ち上げて、災害対応体制へ移行します。区内5ケ所の大学内にボランティアのマッチングセンターを開設し、災害発生から3日後をめどにボランティアの受入れを開始します。また、被害状況、ボランティアの活動状況、マッチングセンターの運営状況などについて、適切な情報をホームページ等で公開していきます。

(1) ボランティア・マッチングセンターの開設と運営

マッチングセンターは、災害時に支援活動を申し出るボランティアと、ボランティアの支援を必要とする困りごとを抱えた人とをつなぐ調整活動の拠点です。これまで各地での災害発生時に、ボランティアの受入れ、活動調整のために開設されていた「災害ボランティアセンター」に近い活動をします。

世田谷は面積が広いため、区の支所が置かれている5つの地域ごとに、マッチングセンターを開設し、ボランティアの受入れをします。開設場所としては、地域内にある大学と施設貸与の協定を結び、大学の一部施設を活用させていただく予定です。

※2015年11月現在、区内3箇所の大学と協定を結ぶことができました。

また、5ヶ所のマッチングセンターの担当エリア内には、それぞれ20ヶ所程度のサテライトを設け、各サテライトで地域に密着したマッチングを行います。

【詳しくは、「マッチング活動の基本システム」を参照】

(2) ボランティア情報の発信

被災状況やボランティア活動に関する正確な情報を迅速に発信する手段として、ホームページからの情報発信を中心に対応していきます。フェイスブックなどのSNSや、ブログを中心に適宜情報を更新していきます。情報提供だけではなく、必要に応じてボランティア活動の呼びかけ、具体的な要請も行います。

(3) 区(災害対策本部)、社会福祉協議会、区内NPO団体等との連携

世田谷区及び世田谷区社会福祉協議会とは災害時の協定を締結しています。災害時には、この協定を生かして協力関係のもとにボランティアの受入れと活動調整を担当します。区の災害対策本部との情報交換には、防災無線も活用します。

また、世田谷区内のNPO団体などとも有益な協力関係を模索して、災害時に生かしたいと考えています。


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世田谷区外で大災害が発生したときの取組み

世田谷区外の地域で大きな災害が発生した場合には、募金活動、ボランティア派遣活動、情報発信活動などを行います。被災状況等を十分に見極めて活動内容を決定します。

(1) 被災された地域の情報収集を行います

これまでの被災地支援ネットワークや災害支援組織、社会福祉協議会等からの情報を確認しながら、被災地が混乱しないよう適切な情報発信をホームページ等で行います。

(2) ボランティア派遣については先遣隊が事前に現地調査を行います

激甚災害指定される災害などでは、被害が甚大で被災地の状況が確認できにくい場合があります。ボランティア派遣を検討する場合には、現地の安全確認を行った上で、先遣隊を組織して現地の被災状況、ボランティア活動の必要性、安全性などの確認を行います。

(3) 現地での活動や支援活動のための寄付金を募ります

災害ボランティアの現地派遣などの形で被災地を継続的に支援するために、必要に応じて街頭募金やチラシ、ホームページ等での呼びかけを行い寄付を募ります。

※東日本大震災ではたくさんの寄付金が寄せられ、被災地で不足する看護師、介護士や理美容師、マッサージなどの専門職ボランティアの派遣費用や、大勢のボランティアを大型バスで派遣するための費用をまかなうことができました。


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